ジオテクノロジーズ株式会社は、国内最大級の地図検索サイト『MapFan(マップファン)』やカーナビゲーションソフト、各種地図サービスを展開しています。2020年にはポイ活アプリ「トリマ」をリリースし、2023年9月現在で1500万ダウンロードを突破。ダウンロード数No.1ポイ活アプリとして注目されています。
同社は、トリマ内で貯めたポイントの交換手段としてドットマネーを採用しました。今回は、そこに至るまでの背景と導入後の効果について、トリマの企画・立ち上げメンバーであるメタバースBUアプリケーションの大川さんにお話を伺いました。
当社は1994年に設立されて以来、カーナビの地図制作をはじめとしたデジタル地図サービスを提供しています。また、地図と人流データを活用し、幅広い分野でのソリューションを提供しています。
「トリマ」はユーザーが移動した距離分だけポイントを付与する仕組みのサービスで、その移動距離を計測するために取得した位置情報データを当社のデジタル地図サービスに活用しています。より多くの位置情報データを集めるという目的から、ポイ活というビジネスモデルを採用しました。
先発のポイントアプリを研究させてもらう中で、貯めたポイントを交換することがユーザにとってポジティブかつ重要な体験であり、ポイント交換がスムーズに行えるUXがとても大切であると感じました。そのため、今回、ポイントの交換手段を検討するにあたっては、操作がいかにシンプルで使いやすいかを重視していました。
また、お客様がポイ活アプリを使う目的は、ポイントを貯めることではなく、貯めたポイントを自分にとって価値のあるものに交換することです。そのため、少しでも多くの方に満足していただける価値を提供できるよう、大手ポイントに限らず充実した交換先が用意されていることも必要だと考えていました。
やはり、主要なポイントはもちろん、様々なポイントに交換できる選択肢の多さが一番の決め手です。
ドットマネーは銀行振り込みにも対応しているので、貯めたポイントを現金に交換できることをトリマ自体の魅力として感じてもらっています。
また、ドットマネーはトリマのアカウントを利用して会員登録できるので、非常にシームレスなポイント交換を実現できることが決定打となりました。
ユーザーアンケートを実施したところ、ポイ活アプリにトリマを選んだ理由として、ポイントの還元率が高いこと、アプリの使いやすさ、そしてポイント交換先が多いことが多く挙げられました。導入当初に想定していた通り、ポイント交換先の多さが、トリマが選ばれる理由の一つになっており、ドットマネーがアプリ自体の価値を上げてくれていると思います。
当初は、少なからず、交換操作が難しいという声があがることを想定していましたが、ほとんどのお客様が操作につまずくことなくご利用いただけているようでした。ポイント交換の操作画面がドットマネーから提供されているため、貯めたポイントをドットマネーで交換するという仕組みが理解しやすいのだと思います。
それもあってか、お客様がサービス利用で困った際、トリマとドットマネーどちらに問い合わせたら良いかも分かりやすいようで、ご案内がスムーズで助かっています。お客様が問い合わせ先を間違ってしまった場合でも、ドットマネーのCSチームがリアルタイムで対応してくださいます。
また、ドットマネー側のFAQが充実しているので、問い合わせへの回答を用意しやすく助かっています。
トリマでは、ドットマネー導入によって、シームレスなポイント交換体験を提供することができました。その後リリースしたポイ活サービスでもドットマネーを導入しており、今後もドットマネーと一緒により多くの方にご利用いただけるポイ活サービスを作っていきたいと思っています。