ファイブゲート株式会社
ファイブゲート株式会社

会員メリット拡大で満足度UP・手数料負担を最大3分の1まで削減

企業名

ファイブゲート株式会社

業種

ポイントサイト

導入プロダクト

ファイブゲート株式会社は、2006年に開始したポイントプログラムサービス「ポイントインカム」の運営を中心としたインターネットメディア事業を展開しています。PC版の提供から始まったポイントインカムは2011年のスマートフォン版提供開始以降、着実な成長を遂げ、2023年9月時点で会員数は500万人を突破しています。

同社はポイントインカムの交換先拡大とその他コスト削減を狙ってドットマネーを導入しました。今回はそこに至るまでの背景と導入後の効果について、ポイント事業部のゼネラルマネージャーである野崎さんとアドプランニングセクションの今野さんにお話を伺いました。

ユーザー満足度アップ
ポイント交換先拡大とドットマネーを通した手数料負担¥0によってユーザー満足度が向上
新規獲得機会の確保
ドットマネー側からの訴求により、ドットマネー会員からポイントインカムへの新規利用者が増加
手数料負担を大幅削減
手数料の高い銀行振込や共通ポイントへの交換をドットマネーに誘導することで手数料負担を大幅カット

視点は常にユーザーがよろこぶかどうか

ポイントインカムの事業モデルや狙いについて教えてください

ポイントインカムは、ユーザーが広告を利用してポイントを貯めるというシンプルな事業モデルです。貯め方は、広告視聴やアンケート回答、ゲームのプレイといったもので、貯めたポイントは現金や電子マネーに交換することが可能です。
私がポイントインカムを担当するにあたって意識しているのは、できるだけユーザーに近いサイトにするということです。ユーザーが楽しみながら利用を続けられるようキャンペーンの頻度をあげることはもちろん、保証制度やSNSを通じたサポート体制を強化することでユーザーの声をすぐに感じ取れるような状態づくりを目指しています。

お二人の担当業務について教えてください

野崎さん:私はポイントインカムをはじめ、ポイント事業に関わる複数サービスの責任者として運営・管理を行っています。具体的には、サービス全体に向けた事業方針の決定であったり、広告掲載の交渉など、あとはデザインやシステムでどういったものをつくっていくべきかを決めるといったことですね。

野崎さん(インタビュー回答は主に野崎さん)

今野さん:私の方は主にポイントインカムの新規会員獲得を目的としたプロモーションを担当しております。ユーザーに向けたキャンペーンの企画であったり、座談会といったイベント運営などいくつか担当も兼ねております。

今野さん

ドットマネー導入の背景について教えてください

当時のご担当者からドットマネーをご提案いただいたことがきっかけで導入を検討し始めました。
元々交換先の拡大はやっていこうとは話していたので、うちにはない交換先をもつドットマネーは導入するメリットがあるなと思いました。また、当時交換したポイントを1〜2%増量するといった大型キャンペーンを行っていたこともあり、交換先拡大と合わせて会員がよろこぶ施策になると感じました。

採用に至った決め手を教えてください

うちでは現金交換の銀行振込時に発生する手数料をユーザーからいただいていて、うちでも半分くらいは負担してはいるのですが、ドットマネーを通して交換すれば手数料がかからないので、うちが負担していた手数料問題も解消できる上、ユーザーにとっても手数料無料で交換できるのでメリットは大きいなと感じました。うちが独自に営業しなくて済みますし、そこが1番の決め手でした。

少し悩んだ点として、ドットマネーもまたドットマネー内でポイントを貯められるスキームがあったので、同一のようなポイントサイトに流していいのかというのはありましたが、それ以外はとくに悩まなかったですね。

ドットマネーへの誘導でユーザー満足度を上げつつ、費用面は大幅カット

導入によって得られた効果はありますか

前述の通り、交換先が増えたことと手数料がかからないということで利用者の利便性・満足度は大きく上がったと思います。また、ドットマネー側からもポイントインカムを訴求いただけるようにもなったので、ドットマネー会員から新たにうちを利用してみようというユーザーも増え、新規獲得の機会も増えましたね。

費用面についてはいかがでしょう

銀行振込みの手数料削減はありがたかったですね。毎月およそ1億ポイントほどが銀行振込みで交換されるため、月当たりの手数料は100〜200万円ほどかかっていました。それがだいたい半分か3分の1ほどになったのはかなり大きかったです。

あと最近でいうと、うちで交換する場合手数料がかかってしまう共通ポイントがあるのですが、そのポイントの増量キャンペーンをドットマネーでされていたこともあり、ユーザーも賢くドットマネーに流れていっていたなと思います。

他にも、元々手数料が高い大手共通ポイントの取り扱いについてはコスト面でずっと課題にはなっていて、もちろんドットマネーの交換先としても扱われていたポイントだったので、うちとしては直接交換させるよりもドットマネーに誘導することが得策であると考えました。交換スキームの説明をしっかりしつつ、ドットマネーだと手数料無料だよといったことをとにかく訴求しましたね。そういった取り組みの効果もあり、課題となっていた大手共通ポイントへの交換額は減り、ドットマネーへの交換額は上がるといった形でコスト削減に繋がりました。

今後もドットマネーは交換先のメインに

今後どのようにドットマネーを活用していきたいですか
また、取り組んでいきたいことはありますか

引き続き交換先のメインとして扱っていきたいと考えています。ユーザーにお得感をより感じてもらえるようなキャンペーンをどんどん企画して、また、ドットマネー側でのキャンペーンともうまく共存して双方のユーザーが互いのサイトを行き来して、両方にとってサービス価値が上がるようなものができていければいいなと思っております。
あと、マイル系のキャンペーンとかも今後やっていけるとうれしいですね。昔はいろんな交換先を通じてお得になるものがあったりしたんですけど、徐々に封鎖されていってる部分もあるので、御社のような大きいところが取り組んでいってくださるとありがたいです。

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