株式会社ちょびリッチは「人に喜ばれるサービスを提供する」という理念のもと、Webメディアの企画・開発・運営を行っています。2002年に開始したポイ活サイト「ちょびリッチ」は2024年2月現在で会員数480万人を突破。累計交換実績80億円超の国内最大級ポイントサイトへと成長を遂げています。
同社は、ちょびリッチの交換先拡大とそのコストカットを目的にドットマネーを導入しました。今回は、そこに至るまでの背景と導入後の効果について、アライアンスチームの佐藤さんにお話を伺いました。
会社設立は2004年8月ですが、人に喜ばれるサービスを提供するという理念のもと、2002年よりポイントサイト「ちょびリッチ」を開始しております。2024年2月現在、累計会員数は485万人となり、掲載案件数は1万件を超えています。交換実績も80億を突破し、国内最大級のポイントサービスと呼ばれるまでになりました。億万長者のようなリッチではなく、ポイントを現金やギフト券に交換することで、お財布はもちろん気持ち的にもちょびっとリッチになってもらえれば嬉しいといった思いで運用しております。
最近では、ゲームコンテンツであったり、レシートでポイントが貯まるコンテンツといったものも積極的に導入していっております。
ポイントサイトの収益って、アフィリエイト広告がメインだと思うのですが、私が担当しているのはそのアフィリエイト広告以外の広告運用です。例えば、他社様の提供いただくコンテンツをアライアンスして導入し、ちょびリッチの会員様に使っていただくといったようなものです。前述したレシートコンテンツはとくに他社様にないコンテンツかと思いますので、導入には力をいれましたね。
また、それに並行して新規会員獲得も担当しており、プロモーション、広告出稿、SEO対策などにも取り組んでおります。
当社が連携していない交換先がドットマネーにあったこと、そしてその交換手数料をドットマネー様にご負担いただけることにメリットを感じ、導入に至りました。
共通ポイントの交換増量キャンペーンなどが始まると、どうしてもそこの交換手数料の負担が大きくなってしまいます。ドットマネーを導入することで、弊社が直接キャンペーンに参加しなくても、ユーザー様はドットマネーを介してお得なキャンペーンに参加できるようになるので大変ありがたいですね。
また、キャッシュアウトを遅らせることができるというメリットもありますね。ユーザー様がちょびリッチから直接銀行振込みをする場合、我々は3〜5営業日で振込み作業を行う必要があります。そこをドットマネーを経由いただくことで、弊社側としては末締め・翌月末払いとなるので、時間の猶予ができ、経理としても助かりますし、お金が少しでも出ていくのが遅くなることで、即時の交換体験を提供できるようになり、ユーザー体験も向上したと思います。
交換先としての導入とは少し違う話になるのですが、うちではドットマネーを広告の出稿先としても利用させていただいておりまして。新規ユーザーに向けたキャンペーンをドットマネー内で実施いただいており、そこからの新規獲得が好調です。やはり、ドットマネーのユーザーはすでにポイントへの興味・関心が高いので、流入後のアクティブも非常に高く、大変助かっております。
有名人やインフルエンサーを使ったPRで獲得するユーザーって意外と動いてくれなくて。有名人がやってるからやってみよう、やっぱりめんどくさい、やめるっていう。こういったユーザーは、ポイントサイトへの理解や興味を高めるような育成コストがどうしても必要になってきてしまうので、その点、ドットマネーから流してもらえるユーザーはそもそもの質が高いのでありがたいですね。
オペレーションコストが減ったというのはもちろんございますね。やはり、自分たちで直接交換先につなげてしまいますと、弊社経理の人間が一つ一つ毎日数字を確認しなければなりませんし、次月分どれくらいチャージするかとかを考えなければいけないので。そこを考えると、ドットマネー様のように複数の交換先を一括して処理してくださるのはかなりのコストカットになりますね。
そうですね、やはり先ほどご説明させていただいたように、ドットマネーからの新規獲得が好調なので、ドットマネー内でちょびリッチのもつコンテンツをアピールするなど、よりサービスの魅力を発信していけたらと思っております。
交換先の拡張も期待はしておりますが、現時点で大体主要商品はすべて出揃っているように思いますので、今後また新たなポイントが出てきたり、キャンペーン開催に積極的なものが出てくるようなことがあれば、適宜追加いただけるとありがたいなと思います。